Menu

子どもに「ただいま」が言える仕事。(塾講師、芸能マネージャーから施工管理になった未経験転職者インタビュー)

私が施工管理を選んだ理由。ワールドコーポレーション社員インタビュー!

インタビューを
受けた人

Gさん(男性:【前職】塾講師、芸能マネージャー)

このインタビューからわかること。

  • 30歳から施工管理の転職も十分に可能
  • 家族との時間や働き方が改善できる
  • たとえ興味本位からでも受け入れる環境がある

転職はゴールではなく、未来へのスタートライン。施工管理という仕事に飛び込んだ人たちは、異業種出身だからこそ描けるキャリアを歩んでいます。その視点と可能性をインタビューしました。

「体も心も壊れてるよ」

—— 最初のお仕事は何をしていたのですか?

Gさん塾講師でした。大学を中退して、子どもが生まれたことをきっかけに「ちゃんと働かないと」と思いまして。それで始めたのが塾講師でした。

—— 塾講師はどれくらい続けられたんですか?

Gさん4年間ですね。収入面は正直きつかったです。個人事業主扱いで、社会保険もなくて。手取りを考えると「これから先、大丈夫かな」とは常に思っていました。でも、生徒に対する思い入れが強くて。毎日顔を合わせて、一緒に頑張っているうちに「ここで僕も、頑張らなきゃ。」と自然に思えたんです。だから、続けられたんでしょうね。

—— やりがいはあったのですか。

Gさんはい。子どもたちが成績を上げて「先生ありがとう!」と言ってくれると、本当に報われました。仕事自体は楽しくて仕方なかったです。

—— 楽しかったけれど、転職を考えた
。そのきっかけは?

Gさん高校の友人に声をかけられたんです。「若手タレントのマネージャーやってみない?」と。塾講師で培ったコミュニケーション力や指導経験が活きるんじゃないかって言われて。やったことのない世界でしたけど、面白そうだなと飛び込みました。

—— 実際にやってみてどうでした?

Gさんめちゃくちゃハードでしたね。スケジュール管理や送迎、現場調整はもちろん、悩みを聞いたりケアしたり。人気が落ちて悩むタレントの不満を受け止めることも多くて。言葉ひとつ間違えると傷つけてしまうので、毎日気を張っていました。

—— それはそれは、かなり大変そうです。

Gさんしかも休みがゼロに近かったんです。朝6時に出て、帰宅は夜11時なんて当たり前。気づけば子どもが自転車に乗れるようになっていて、僕だけが成長の瞬間を知らなかったんです。そのとき「何のために働いてるんやろ」ってハッとしました。妻からも「体も心も壊れてるよ」と言われて、退職を決めました。

街を建設するイメージ

「家族と過ごす時間を大切にしたい」

—— そんな時に施工管理に出会ったんですか?

Gさんそうですね。求人サイトでたまたま見つけて、正直「施工管理って何?」という状態でした(笑)。でも面接に行ってみたら、面接官がすごく楽しそうに話してくれて。「映画の世界を体験できる某大型テーマパークの工事もやってるんだよ」と聞いて「めっちゃ面白そう!」って。それで受けてみようと決めました。

—— 新しいチャレンジ、未経験でも不安はなかったんですか?

Gさんもちろんありました。でも「知らない世界に飛び込むのもアリかも」と思えたんです。それに、「家族と過ごす時間を大切にしたい」という思いが強かったので、面接のときもそう伝えたのを憶えています。

—— そして入社。最初の研修はいかがでしたか?

Gさん周りが若すぎて正直ビビりました(笑)。僕は当時30歳を超えていて、周りは20代前半ばかり。「これじゃ、新人ムーブはできないな!」って焦りましたね。でも、逆に考えて、「経験はないけど、年上としてできることもある」と切り替えました。

「現場が明るくなったよ。ありがとう」

—— 配属先の現場では、どんなことがありましたか?

Gさん最初の現場は、前任者が辞めた後だったので、雰囲気がピリピリしていたそうなんです。それが、「Gさんが入ってから現場が明るくなったよ。ありがとう」って言ってもらえました。それが本当に嬉しかった。

—— 雰囲気を変えるって簡単じゃないですよね。どうやって信頼関係を勝ち取ったのですか?

Gさん僕としては、ただ会話に入れてもらえるのが嬉しかったんです。例えば、休憩中に雑談に混ざるようにしていると、徐々に「おつかれ~」と声をかけてもらえるようになって。「受け入れてもらえた!」と実感できました。職人さんって、最初は距離感が難しい人もいるのはいますが、一度心を開いてくれるとみなさんすごく面倒見がいいんですよ。そんな人たちに囲まれて「30過ぎても新人として育ててもらえてる」と実感できて、前向きになれました。

——  スキルよりも人との関わりが仕事の楽しさにつながったんですね。

Gさんそうですね。僕の場合は「図面を読むのが得意です」とか「技術がすぐに身につきました」とかじゃなかった。人間関係で貢献できたことが自信になりました。現場ってチームワークがすべて。だからこそ、仲間意識が高まることで、未経験でも役に立てるんだと実感しました。

「パパ、今日は現場どうやった?」

—— 施工管理に転職して生活はどう変わりましたか?

Gさん家族との時間が本当に増えましたね。以前は、子どもとちゃんと会話することすらなかったけど、いまは帰宅すると子どもから「パパ、今日は現場どうやった?」って聞いてくれるんです。うれしいですね。あと、休日もきちんと取れるので一緒に過ごせて、遊園地へ行ったり、家でのんびりしたりと、家族全員で過ごせています。最近、妻と「結婚してから、今が一番仲いいね」と笑って話しています。

—— 仕事だけでなく、ご家族との私生活にもすごくいい変化ですね。

Gさんはい。さらに経済的にも安定していることで、家族の笑顔が増えて。施工管理になったのは、とても大きな転機でした。

—— 最後に、未経験から施工管理を目指す方へメッセージをお願いします。

Gさん未経験だからと怖がる必要はないと思います。僕みたいに「なんとなく面白そう」で飛び込んでも、ちゃんと受け入れてくれる環境があります。大事なのは「成長したい」という気持ちを持ち続けること。それさえあれば、必ず誰かがサポートしてくれます。もし人生に迷っているなら、一歩踏み出してみてほしいですね。

はじめは誰もが未経験。でも挑戦したからこそ今の自分がある。先輩の経験談を通して、“自分も同じようにスタートできる”と感じてもらえたら嬉しいです。

あなたも現場デビューしませんか?
未経験から施工管理へ。
安定したキャリアとやりがいが手に入ります。

施工管理の仕事が気になったら