建設業界の仕事2022年7月1日（最終更新日：2022/09/30）

新人・未経験の電気施工管理者が知っておきたいこと。やりがいやあるあるを紹介

電気施工管理者とは、現場で電気設備の施工管理を行う人を指します。
電気施工管理者は建設現場では必須の人物とされていますが、特徴ややりがいにはどんなことが挙げられるのでしょうか。
本記事では、電気施工管理者の特徴や、やりがいなどをご紹介します。

電気施工管理の特徴

電気施工管理者は、施工要領通りに工事ができているのかを管理する人を指します。
現場の様子を写真にとって残すのも仕事の一つで、区画処理の場面では特に写真を撮るとされています。
特に、火災発生時に火災の拡大や煙の伝播を防止するために、壁や床、防火扉などによって区切られた「防火区画処理」が大切といえます。
ケーブルの外装部分は燃えやすい素材でできており、1ヵ所で発火すると燃え広がってしまいます。
そのため、防火区画で区切ることによって延焼を防ぎます。
こうした処理がきちんとできているかなどを管理したり、写真に撮ったりして残す必要があります。

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電気施工管理職のやりがい

電気施工管理職のやりがいには以下が挙げられます。

照明がついた時
現場を明るく照らす光が出てきたことで、現場の雰囲気が明るくなったり、元気が出たりする効果があるとされています。

施主に感謝の言葉を伝えられた時
完成した時に、「ありがとう」などの感謝の言葉を伝えられた時も、やりがいを感じることができるようです。

新人(未経験)電気施工管理者へのアドバイス

新人(未経験)電気施工管理者の方は、分からない単語はメモすることをおすすめします。
最初は、何が理解できていないのかすら分からないこともあるでしょう。
そうした場合、単語などをメモしておけば、後から調べることができます。
加えて、Tfasは最低限使えるようにしておくことをおすすめします。
Tfasは設備専用機能が備わった建築設備専用ソフトです。
設備図面を作成しやすくしてくれるソフトなので、使い方を覚えておきましょう。

また、電気施工管理に向いている人は、コミュニケーション能力がある人といわれています。
他職とコミュニケーションを取る機会も多いため、コミュニケーション能力は求められるでしょう。
さらに、細かい部分にまで目を向けられることも大切です。
工事の最初から最後まで、配線の漏れがないかチェックする必要があるためです。