Menu

基礎工事で重要となるポイント。工事後にミスが発覚したらどうする?

基礎工事は文字通り工事の基礎となる部分で、とても重要視されます。
もし工事後にミスが発覚してしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。
本記事では、基礎工事に関わる施工工事の仕事や、新築の基礎工事で確認すべき点、
工事後にミスが発覚した時の体験談などをご紹介します。

基礎工事に携わる施工管理の仕事

ここでは、基礎工事に携わる施工管理の仕事に関する体験談などをご紹介します。

体験談1
「工程管理と品質管理が主」
基礎工事における施工管理の主な仕事は、工程管理と品質管理です。
生コンやポンプ車の予約、鉄筋型枠等の手配、道路の養生、近隣住民への配慮などを行っています。

体験談2
「一業種だけでならそこまできつくない」
施行管理はきついというイメージがありますが、一業種だけを担当するのであれば
それほど大変ではない場合も多いです。
しかし、建築や土木一般を担当するなら、すべきことが増えるため大変になるかもしれません。

新築の基礎工事で確認すること・注意点

ここでは、新築の基礎工事で確認すること・注意点をご紹介します。

体験談1
「改修工事から新築工事への転換は大変」
新築工事では、山留、根切、基礎、躯体など、一連の経験が必要になります。
そのため、改修工事など別の部署からの転換は大変な場合も多いでしょう。

体験談2
「確認する場所が多いので注意」
基礎工事は確認する場所が多いので注意が必要です。
たとえば、掘削工事なら前面道路や周辺地盤の高さを考慮することが必要です。
防湿工事を行う場合、重ね継手部分がめくれないようになっているかなど
工事に合わせてチェックしましょう。

基礎工事後にミスが発覚した場合

基礎工事後にミスが発覚した場合の対応について、体験談をご紹介します。

体験談1
「1mほど内側に建物を施工してしまった」
隣接境界線より1mほど内側に施工してしまいました。
建物が引き渡しの手前の段階だったため、施主と話し合い建て替えではなく
金銭的な補償で話し合いをすすめました。

体験談2
「コンクリートを全部解体して直した」
床を5㎝間違えたため、2階の床のコンクリートを全解体して直しました。
直す手間で約200万円かかりましたが、こちらの計測ミスなので、こちら側が負担しました。

基礎工事のポイントを知っておこう

基礎は建物の土台となる部分のため、とても大切な工事です。
基礎工事でミスがあると建物すべてがやり直しになる可能性があります。
施行管理はチェックする部分が多くて大変ですが、
あらかじめ書き出し、見逃しがないようにしましょう。