現場と天候の関係。施工管理に影響が出る基準とは!?

現場は屋外での作業となるため、天候に左右されます。
悪天候の場合、作業員の安全を確保すため、作業が中止になることもあります。
本記事では、現場作業が悪天候で中止になるケースや、強風の際に気を付けること、
台風の時などの対応を体験談を基にご紹介します。

悪天候で中止となるケース

ここでは、悪天候で中止になった際の体験談をご紹介します。

「1回の雨が50㎜以上の場合は注意」
振り始めから止むまでの雨量が50㎜以上の場合は、中止となりました。
特に雨が止む気配がない場合は、危険なので作業を中止して帰宅します。

「総合建設業の場合」
雨天日は基本的に工事を中止します。
ただし、一つの現場では同時にさまざまな作業が行われているので
「Aの作業は中止だがBの作業は実施」することもあります。

ここでは、強風の際の工事について、気を付けることなどを中心にご紹介します。

「外線工事の場合は中止になることも多い」
外線工事の場合、雨や雪の場合は日程によっては作業することもありますが、
強風や雷の場合は延期になります。

「足場工事は基本的に強風の日は中止」
足場工事の場合、強風や豪雨が予想される日は中止になることが多いです。
たとえば、10分間の平均風速が毎秒10m以上の強風の時などです。
歩くのが難しいほどの風であり、作業をするのには危険が伴うため基本的には作業を中止し、
安全が重視されます。

台風など事前に業務が困難なことがほぼ分かっている時は、どのような指示や流れとなるか、
体験談からご紹介します。

「台風の時は作業は行わない」
台風などあらかじめ影響が出ると分かっている場合、仕事は休みになります。
ただ、午後や夜に来る場合は、朝だけ出勤する場合もあります。

「クレーン作業などは風があると危険」
クレーン作業は、台風など風が強くなると分かっている際には、
早めに作業を中止することがあります。
風が強いと転倒の危険がありますし、作業をする人も危険にさらしてしまうためです。

屋外で行う作業の場合、作業が困難となる本降りの雨や強風、
台風などの際には基本的に作業が中止となります。
作業員の安全が最優先のため、悪天候の際には作業を中止する現場がほとんどです。
危険な中で作業をすることはありませんので、安心して業務に従事することができるでしょう。