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建設機械業界の営業職。役割と向いている人の特徴を知ろう

建設機械業界の営業職の業務範囲は、拡大しているとされています。
新規顧客の獲得だけでなく、アフターセールスサービスも大切な業務です。

本記事では、建設機械業界の「販売・レンタル」フェーズとして、営業についてご紹介します。

建設機械業界の営業内容

建設機械業界の営業は建設機械メーカーが直接エンドユーザーに営業を行う「直接販売」、
販売代理店・ディーラーが間に入って営業する「代理店販売」があります。
レンタル会社の場合、1つの大口顧客とみなして専任のメンバーが対応することが多いです。
新車購入やレンタルの商談、物流手配、修理や部品補充の依頼対応などさまざまな仕事をこなします。
また、社内の事務スタッフなどと連携した迅速な対応が求められます。

4Pを活用したマーケティング

建設機械業界の営業では、「4P」を活用したマーケティングなども行われています。
なお、4Pの概要については以下となります。

商品やサービス(Product)

  • 量や種類共に豊富な建設機械、バケット、部品
  • 測量から検査のアイテム
  • 整備、点検、修理
  • 教育、研修

価格設定(Pricing)

  • オプション
  • パッケージ
  • 支払方法
  • レンタル契約と販売契約の切換

プロモーション(Promotion)

  • 部品交換
  • 買い替え促進
  • 展示会、試乗会
  • ICTセミナー、研修

場所、タイミング(Place)

  • 24時間体制
  • 提供までの時間短縮
  • アクセスが容易な店舗
  • ECサイト

適切な価格やタイミングで適切な場所に適切な商品やサービスを提供することをマーチャンダイジングと呼びます。

建設機械業界の営業職に向いている人

営業職ではコミュニケーション能力、問題解決力、企画力のある人が歓迎されることが多いです。
また、建設機械メーカーが海外顧客の開拓に力を入れているところが多いため、
海外営業へ異動することもあるでしょう。
そのため、語学力や貿易実務、商習慣の知識などがあるとよいかもしれません。

さらに、新規顧客獲得も重要な仕事の1つです。
国内・海外で展示会や試乗会などを実施し、来場者に商品・サービスの特長を知ってもらうには、
分かりやすくプレゼンする力も必要でしょう。

建設機械業界の営業職について知ろう

建設機械業界の営業職は、他の営業職と同様、新規顧客の獲得や既存顧客の維持が求められます。
コミュニケーション能力、問題解決力、企画力などが求められますので、
営業職を目指している人はこれらを磨いてみてはいかがでしょうか。