Menu

施工管理職の目標はどのように決める? モチベーションを保つコツ

施工管理職として働いていくためには、目標を立てることが大切です。
明確な目標を立てることにより、モチベーションを保ち、自身の成長にもつながります。
本記事では、施工管理職の目標の立て方や、目標を持つことの効果などをご紹介します。

施工管理職の目標とは

施工管理職になったばかりのころは、作業をこなす事に必死な日々が続くことでしょう。
しかし、それだと業務をただ漠然とこなすだけになってしまいます。
施工管理職として働いていく上では、仕事の流れを覚え、目標を立て、それを達成していくことは重要なことです。
最初の頃は、小さな目標を設定して、日々コツコツとクリアしていくようにしましょう。
具体的には、以下のような目標が挙げられます。

仕事の流れを覚える

新人のうちは、業務を覚えるのに必死なことが多いです。
そのため、まずは与えられた作業をしっかりこなすことからはじめましょう。そして、仕事の流れを覚えるためにも、分からないことはすぐに聞いて、作業の目的を理解するように取り組みましょう。
仕事の流れを覚えられれば、「この作業は何のために行うのか」「この業務が次のどんな作業につながるのか」が分かるようになります。
そうすれば、いずれ指示がなくても動けるようになるでしょう。

同じミスをしないようにメモをとる

人間は誰しもミスをすることがあります。
大切なのは、ミスをした際は反省し、同じミスを繰り返さないように工夫することです。

同じミスを繰り返さないために、教わったことはメモを取り、作業後の確認を徹底するなど、ミスをした後は必ず改善をしていきましょう。

また、最初の目標は「達成できそうなもの」に設定することが大切です。
達成が難しい目標を最初から立ててしまうと、自信を失う原因となってしまいます。
小さな目標の達成を重ねていけば、自信につながっていくでしょう。

施工管理職の目標の立て方

施工管理職は、現場を統括する立場です。
そのため、目の前の仕事をただこなすだけでなく、広い視野を身に着けていく必要があります。
新人時代から視野を広く保つ事を意識しておかないと、将来、現場全体を把握できない可能性があります。視野が狭いと、現場の問題点をイチ早く見つける事ができません。
気付いた時には大きな問題となっていて、解決するのに時間がかかってしまえば、工期が遅れてしまうことに繫がります。

そうならないためにも、1年目は全体的な仕事の流れを把握するように努めましょう。
1年目はまだ新人であり、大きな責任が発生しにくい状態です。
この時期を利用して、広い視野を持てば現場を俯瞰することができ、上司からの指示がなくても動けるような人になることもできるでしょう。
施工管理職として仕事をする上では広い視野を持つことが重要になるため、これを目標として立てるのもいいでしょう。

目標を設定することの大切さ

目標を設定して達成していくことは、やりがいや面白さにつながります。
仕事にやりがいや面白さを感じられれば、モチベーションも保ちやすくなるでしょう。
そのためには、まず具体的に細かく分けた目標を立てます。
それに向かって努力し、達成できたら次の目標を立てましょう。
小さな目標であっても、それを達成することでやりがいを感じやすくなります。
たとえば

  • 今日は現場で誰よりも元気に、ひとりひとりに挨拶をしよう
  • 作業ひとつひとつの確認作業を徹底しよう

などの具体的な目標を持てば、その目標に向かって努力できます。
その積み重ねで、確実に仕事を覚えられるようになるのです。
もし目標が達成できなかった場合は、「なぜ達成できなかったのか」「どうすれば達成できたのか」を分析しましょう。
そうすることで、自分の能力を把握し、仕事に活かせるようになるでしょう。

目標を決めてモチベーションを保とう

施工管理職になりたてのころは、ただ与えられた作業をこなすことで精いっぱいになっているかもしれません。
しかし、それでは新人の時期が終わったころに、何をすればいいのか分からなくなり仕事に対するモチベーションを保つのが難しくなるかもしれません。
まずは新人のころに、小さな目標を立て達成していく事が大切です。
小さな目標であっても、それを達成することで、やりがいを感じられて、仕事が楽しくなり、モチベーションも上がってくるでしょう。