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施工管理職として覚えておきたい建設機械の1つ「ショベルカー」

建設現場で使用されている建設機械の代表的なものとして、ショベルカーがあります。
施工管理職として、ショベルカーを使用する工事を担当する機会も多いです。

本記事では、ショベルカーの基本情報や活躍する現場、種類などについて紹介していきます。

ショベルカーの特徴

ショベルカーは、土砂を掘ったり運んだりするときに使用される建設機械です。
物を砕いたり土地をならしたりする作業で使用されることもあります。
こうした作業は非常に大きな力を必要としますが、ショベルカーはエンジンと油圧で大きな力を生み出すのが特徴です。
主に、土木工事や解体工事などで活躍します

ショベルカーの構造としては、主に作業装置と上部旋回体、下部走行体の3つの部分から構成されています。
また、工事現場でショベルカーを運転するには、「車両系建設機械運転技能講習」を受講しなければなりません。

ショベルカーの種類

ショベルカーは重さや大きさ、アタッチメントの種類などによって分類できます。

重さ

重さで分類する場合には、6トンを基準にして、それ以下のものをミニ油圧ショベルと呼ぶことが多いです。
6トンより重いものは、大きさに応じて、中型油圧ショベルや大型油圧ショベルに分けられます。

大きさ

大きさで分類する場合には、バケット容量を基準にすることが多いです。
0.25平方メートル未満ならミニ油圧ショベルで、それよりも大きなものが中型や大型に分類されます。

また、車体後方の旋回半径が小さいものを超小旋回機、または後方超小旋回機と呼ぶこともあります。
主に、狭いスペースで工事するときに活躍するものです。

アタッチメントの種類

ショベルカーのアタッチメントというのは、土砂を掘ったりすくい取ったりするバケットの部分のことです。
小さな穴が開いているバケットや、平たい形状をしている法面バケットなど、さまざまな形状のバケットがあります。

また、アタッチメントは取り外して他のものに付け替えることも可能です。
機械式アタッチメントや油圧アタッチメントなど、バケット以外のものを付けたショベルカーもあります。
主に、解体工事や破砕、打撃などを行う工事の際に使用することが多いです。

さまざまな工事現場で活躍するショベルカー

ショベルカーは建設機械の中でも使用頻度が高く、土木工事や解体工事など、さまざまな工事現場で活躍しています。
ミニ油圧ショベルカーから大型のものまであり、アタッチメントの種類も豊富です。
施工管理職を目指すなら、ぜひショベルカーについて覚えておきましょう。