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ストレッチルーフィングについて詳しく解説!そもそもルーフィングとは何!?

ストレッチルーフィングは、主に防水工事に使用されるルーフィングの一種です。
ルーフィングとは、防水材料の一つで雨などの水分が建物内に侵入することを防いでくれます。
本記事では、ストレッチルーフィングの概要や種類、特徴についてご紹介します。

ストレッチルーフィングとは

ストレッチルーフィングとは、引き伸ばし(ストレッチャー)しても切れにくいルーフィングのことです。
耐食性の合成繊維などで作られた不織布に、防水工事用のアスファルトを3〜4種類ほど浸透させ、表面に鉱物質粉末を付着させたものです。
砂付きなど、用途に合わせた種類が製造されています。
現在のルーフィングでは、少なくとも一層にこのストレッチルーフィングが使われているとされます。

ルーフィングとは

ルーフィングとは、屋根材などの下に敷く防水シートを指します。
二次防水の役割を果たしており、建物内に雨水などが侵入するのを防ぎます。
一般的な住宅では、屋根本体や板金による一次防水と、ルーフィングによる二次防水の二重構造が施されます。
一次防水で雨がほとんど侵入しないように施工されますが、屋根の劣化などにより予想しない場所から雨水が侵入する場合もあります。
このような場合に、防水の役割を果たすのがルーフィングです。

ストレッチルーフィングの特徴

ストレッチルーフィング

ストレッチルーフィングには以下のような特徴があるため、主に防水工事で使用されています。

耐久性に優れている

ストレッチルーフィングは、引き伸ばしても切れにくく、耐久性に優れているルーフィングです。
引っ張り、疲労、衝撃など外部からの力に強いため、さまざまな場所で使われています。
さらに、腐食や溶解なども起こりにくいです。
一般的に20年程度効果を保持できるといわれています。

施工性が良い

ストレッチルーフィングは下地とのなじみが良いとされ、施工性が良いのが特徴です。
下地としてなじみが良いため、ルーフィングのうち一層にストレッチルーフィングを使うことが多いです。
コストがやや高めになるなどのデメリットもありますが、耐久性の高さを考えると費用対効果は高いといえるでしょう。

ストレッチルーフィングを知っておこう

ストレッチルーフィングは、ルーフィングの種類の一つです。
耐久性に優れており施工性も良いことからさまざまな現場で使われています。
主に屋根などの防水工事で使われることが多いため、用途や特徴について知っておくと役立つのではないでしょうか。