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リベット接合が活用される場所はどこ!?活用するメリット・デメリット

リベットとは、モノとモノをしっかりと締結するために用いられる資材です。
接合が困難な金属でもしっかりと締結してくれるため、さまざまな場所で用いられます。

本記事では、リベットを用いたリベット接合の概要やメリット・デメリット、リベット接合の活用事例などをご紹介します。

リベット接合とは

リベット接合とは、リベットを用いた接合方法の一つです。
金属同士を接合させる際には溶接が一般的ですが、リベット接合は溶接よりも比較的簡単に行えます。
また加熱が不要なため、母材の損傷などがないのも特徴です。

リベット接合のメリット

リベット接合には、以下のようなメリットが挙げられます。

作業の難易度が低い

リベット接合は専用の工具があれば可能であり、作業の難易度が低いのが特徴です。
溶接の場合、技術の習得には時間が必要で、さらに講習などが必要なケースもあります。
その点、リベット接合は専用工具のハンドリベッターがあれば作業が可能です。

結合部が緩みにくい

リベット接合は、振動によって結合部が緩みにくいのが特徴です。
リベット接合を行う際には、リベットの先端部分をつぶして固定します。
そのため、母材自体にひび割れなどの劣化が起こらなければ緩むことは少ないでしょう。

裏側からナットで留めなくてもよい

リベットはボルトなどとは違い、裏側からナットで留めるなどの作業が不要です。
そのため、手や工具が入りにくい狭い場所でも施工しやすいのが特徴です。

リベット接合のデメリット

ここでは、リベット接合のデメリットについてご紹介します。

外すのが面倒

リベット接合は、一度施行したらなかなか外れないというメリットがありますが、その分外すのが面倒になります。
外れにくい接合である分、外す必要があるときには時間がかかります。
そのため、外す可能性が高いときには、リベット接合を活用するのは控えましょう。

重量が増える

リベット接合はリベットを取り付けるため、製品の重量が増えてしまいます。
大きい製品になると、リベット接合の箇所も増えるため、あらかじめどの程度重量が増えるのか計算しておく必要があるでしょう。

板状の母材が必要

リベット接合はリベットをつぶして接合するため、母材が板状である必要があります。板状でないと、接合部分の締結力が弱まってしまうとされています。
母材に凹凸や曲線部分があると、母材が重ならないため接合部分が不足します。
そのため、リベット接合は母材の種類によって利用できない場合があります。

リベット接合の活用事例

リベット接合の画像

具体的にリベット接合はどのような場所や事例で用いられるのでしょうか。
ここでは、具体的な活用事例をご紹介します。

航空機の製造

航空機を製造する際には、溶接よりもリベット接合が用いられることが多いです。
溶接の場合、熱などで母材が変質してしまうため、定期検査で分解することができません。
リベット接合であれば、ボルトに比べて緩みにくいため、強度を保つことができます。

橋の建造

リベット接合は、橋の建造に用いられていましたが実際に利用されていたのは、1955年頃までとされています。
第二次世界大戦以前はリベット接合などを用いて行っていましたが、戦後は溶接が一般的となりました。
特に自動溶接機登場後は、自由な形状の橋を作れるようになったとされています。
しかし日本においては、1964年に開催された東京オリンピックまでは、リベット接合が用いられていたといわれています。

リベット接合について理解しておこう

リベット接合は、リベットを用いた接合方法の一つです。
リベット接合は溶接のように技術や講習などが必要ないため、専用の工具があれば誰でも行えるのが特徴です。
ただし、リベット接合は適用できる母材が限られているため、施工前には必ずチェックしておきましょう。

経験者