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【体験談】AutoCADとJW-CADの使用ポイントを紹介

大手ゼネコン企業や設計事務所など、建設業においてよく利用されるCADソフトがAutoCADまたはJW-CADです。
この2つのソフトは、初心者でも直感で操作できる操作性の高さが人気の理由です。
建設業へ転職または就職するなら、AutoCADまたはJW-CADが使いこなせるようになると有利でしょう。

本記事は、シェア率が高いCADソフトを使いこなし、業務へ活かすポイントについてお伝えします。

AutoCADとJW-CAD

AutoCADとJW-CADは、どちらもコンピュータ支援設計 (CAD) と呼ばれるソフトウェアです。
コンピュータを使って設計図やデザイン画が描けて、建設業に携わる人以外にも
インテリアデザイナーや商品開発部など幅広い業界で利用されています。

またCADソフトには、平面図を描くための2次元CADと建物などの立体図が描ける3次元CADがあり、
Auto-CADはどちらも兼ね備えていますが、JW-CADは2次元CADのみです。
ただしAuto-CADは1か月または数年間単位での利用権を購入することで利用できますが、
JW-CADは無料でダウンロードできます。

AutoCADの使用ポイント

体験談1:図面の知識も必要

「他業種から、独学でCADオペレーターになりました。
 スクールで学費を払うより、実際にAuto-CADのソフトを購入して
 自分でどんどんいじったほうがいいと思い、独学で操作を学びました。
 しかし操作ができても図面が読めないと、あまり深い仕事には携われない可能性があるため、
 CADの操作と同時に図面の知識も身に着けたほうがいいです。」

体験談2:操作スピードを上げるコマンドを身に着けたほうがいい

「Auto-CADはとても奥が深く、就職先によって操作方法が大きく異なる場合があります。
 そんなときには職場ごとに操作スピードを上げるためのコマンドを考えて、
 身に付けるクセを持っておいたほうがいいでしょう。」

JW-CADの使用ポイント

CADソフトの説明を受ける従業員

体験談1:教本1冊の内容を最後まで一通りやってみる

設計事務所に勤めていましたが、CADソフトが導入されたため、必死で覚えました。
まずわかりやすそうな教本を1冊購入し、理解できない言葉や役に立つのかわからない内容が出ても、
最後まで一通りやってみることをおすすめします。
深く考えずとりあえずマウスを動かしてみるとだんだん操作に慣れて、
これまで理解できなかった箇所が理解できるようになります。

体験談2:レイヤーの概念を身に付ける

レイヤーとは、パラパラ漫画のように何枚もの薄い紙に図形を描き、何層にもわたって積み重ねられる機能です。
この機能のおかげで、図面の一部を付け足したりなくしたりできるため編集が楽になります。
はじめてCADソフトを扱う人はこのレイヤーの概念に苦戦するかもしれません。
実際の業務では、他人が描いたレイヤーに自分のレイヤーを重ねて修正するという場面もあるため、
レイヤーの管理ができるようになると便利です。

建設業へ就職・転職するならAutoCAD・JW-CADのスキルが役立つ

建設業において設計や図面に関わる仕事に就くなら、CADソフトの操作スキルを高めたほうがいいでしょう。
特に、多くの企業で実際に業務に使用されているAuto-CADとJW-CADの操作を学ぶのがおすすめです。
Auto-CADなら30日間の無料体験版が提供されており、JW-CADは無料でダウンロードできます。
操作方法についても、役立つ書籍が多く販売されており、
インターネット上でも情報が掲載されているため、独学でも十分に身に付けられるでしょう。