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Arch-LOGを利用してBIMを使いこなそう!どのような特徴がある?

近年では、建設業にもDXが導入されています。
Arch-LOGは、BIMを使いこなす上で大変便利で、多くのメーカーの建材製品等が登録されているのが特徴です。

本記事では、BIMとBIMオブジェクトの概要やArch-LOG、BIMソフトなどをご紹介します。

BIMオブジェクト

BIMは、設計モデルの中に建材やその性能などの情報を持たせたものです。
さまざまな工程で情報を活用することにより、効率的な設計や施工、維持管理ができます。
設計者がBIMを運用する際に、時間とコストがかかる理由の1つが「BIMオブジェクト」の不足です。

BIMオブジェクトとは、柱、壁、床、ドアなどの3次元モデルパーツのことで、
品番、寸法、素材、性能、価格などの情報が含まれています。
建材・設備メーカーは、自社製品のBIMオブジェクトを作成することで
建築設計者や施工会社がその製品をプロジェクトに導入しやすくなります。
そのため、受注者の増加につながるというメリットがあります。

Arch-LOG

Arch-LOGは、建設に関係する様々なメーカーの建材製品をBIMオブジェクト化し、登録されたものです。
メーカー名や製品名、種類などのキーワード検索が可能です。
検索すると指定されたBIMオブジェクトが表示され、無料でダウンロードができます。
BIM担当者は登録された建材製品を検索し、BIM設計図上にダウンロードすることで
高精細なCGを作成できるでしょう。

BIMソフト

BIMソフトにはさまざまな種類がありますが、ここでは代表的なBIMソフトをご紹介します。

「ReVit」は、AutoCADで有名なBIMソフトです。
「ArchiCAD」は30年以上前からBIMを提供しているGraphisoft社のソフトで、直感的操作が可能です。
「GLOOBE」は福井コンピューターアーキテクトが開発したものです。
日本の設計手法や建築基準法に則った法規チェック等も可能で、日本の建築設計に最適化されています。

BIMの特徴について知ろう

BIMには、設計モデルの中に建材や性能などのさまざまな情報が含まれています。
こうした情報を活用することで、効率的な設計や施工、維持管理が可能です。
また、多くのメーカーがBIMオブジェクトを登録しているArch-LOGを用いることで
さらなる効率化が期待できます。
BIMソフトにはさまざまな特徴があるので、自社にあったものを選びましょう。