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建設業界の新たな教育法?動画を活用するポイント

近年、建設業界のさまざまな分野でDXが導入されています。
教育の分野でも導入されており、動画教育プラットフォームなどが提供されています。

本記事では、建設業界の「教育DX化」について紹介します。

建設業界の教育問題

建設業界では若手人材の確保が難しく、経験が必要とされる技術伝承が問題となっています。
現場施工の技術は属人化しやすいため、技術伝承が難しいことが課題です。
この技術はイメージや感覚が重要なため、紙やマニュアルだと伝わりにくいのです。

また、OJTでも、以下の問題が指摘されています。

  • 現場によって異なる技術が求められることがあり、覚えることが多い
  • 同じ技術でも臨機応変な対応が必要な場合がある
  • 教え方が統一されていない
  • 教える側に時間がない

このため、技術伝承が上手く進んでいないのが現状です。

「tebiki」による動画教育

「tebiki」は、Tebiki株式会社が提供している動画教育サービスです。
動画の撮影から制作までをユーザー企業が行うことができます。
現場作業者がスマホなどで作業内容を撮影でき、撮影中に話した言葉が自動的に字幕化されます。
後から説明を加えて編集するだけで、動画教材の制作が可能です。
作業内容を説明する動画の時間は、1分程度が適しているとされています。

動画は、手順ごとに分割して短い動画を作ります。
こうすることで、内容を変更する場合も必要な部分だけ差し替えることが可能です。
1分程度の動画を作るための作業時間は、5〜10分程度とされています。
100ヶ国以上の言語に対応しており、自動翻訳機能もあるため、外国人向けにも使うことができます。

また、双方向でやり取りできるコミュニケーションツールも搭載されています。
一人ひとりがIDを持ってやり取りできるので、きめ細かい教育が実現できるでしょう。
動画で報告できるので、「伝わっていない」という事態を防げます。
さらに、業務の理解を深められれば、新人の定着が期待できます。

動画活用のポイントを知ろう

現場向けの教育は、実際に教えなくてはいけないため、時間や教え方に関する課題が多く残されています。
それに対する解決策として、現場向けの動画教育プラットフォーム「tebiki」があります。
手軽に繰り返し見ることができるため、新人への技術伝承がスムーズに行えることが期待されています。