ノウハウ2023年7月24日

建設業DXの使いこなすポイント。サポートサービスも活用しよう

長年、建設業では紙ベースの作業やアナログなコミュニケーションが中心でした。
そのためDXを導入することにより、今後これらの作業を効率化して生産性を向上していくことが期待されています。
しかし、効果的な導入方法について悩んでいる企業も多いようです。

本記事では、建設業DXの使いこなし方の一例についてご紹介します。

建設業DXを使いこなすための方法

建設業DXを使いこなすためには、まず「なぜ効果が出ないのか」を知ることが大切です。
建設業DXを使いこなすためには、次のようなポイントに注意する必要があります。
使いこなせない理由には以下が挙げられます。

目的や目標が不明瞭
自力での解決にこだわる
経営層の理解不足
人材育成の不足
現場の協力がない

まず導入することも大切ですが、「建設業DXで何を解決するのか」を明確にしなければ活用できないことも多いです。

使いこなすための考え方

建設業DXは、建設業の課題を解決し、競争力を向上させるための有効な手段です。
そのため、DXを導入する際には、目的を明確にし、最適なソリューションを選ぶことが重要です。
また、社内体制を整え、効果を測定することも忘れてはいけません。
デジタルツールを導入しただけでは、効果は得られません。
デジタルツールを活用した業務フローを構築することで、効果を最大限に引き出すことができるのです。
たとえば、施工管理システムを導入した際には、工程管理や品質管理の業務フローをシステムに合わせて見直す必要があります。

建設業DXのサポート

DXを提供しているベンダーでは、サポートを行っている場合もあります。
たとえば、大塚商会では総合Webサイトで各種ツールの特徴や価格などの情報発信が行われています。
「BIM/CIM支援プログラム」では、導入時のCADソフトの基礎教育から環境構築、プロジェクトの運用支援まで行っています。
また、「DXワークショップ」のサービスもあります。
企業自身が問題点を洗い出し、社内の体制・組織づくりができるようアドバイザーがサポートしてくれます。
さらに、他社での導入事例をもとにアドバイスを受けられます。