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施工管理職に必要な能力とは!?身につけておきたいことを紹介

施工管理職は、現場を監督する立場にあるため、さまざまな能力が必要となります。
必要となる能力とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
また、施工管理職となることで身につくことはどのようなことでしょうか。

本記事では、施工管理職となることで身につくスキルについてご紹介します。

施工管理職となることで身につくこと

施工管理職となることで、どのようなスキルが身につくのでしょうか。
ここでは、施工管理職で身につきやすいスキルをご紹介します。

身につくこと①:トラブルに対応する力

施工管理職の業務では、「雨天・荒天のために作業ができなかった」「土壌調査の結果、新たな工事が必要」など、さまざまなトラブルが起こることがあります。
こうしたトラブルが起こると、急なスケジュール調整が必要になります。
工期の遅れを最小限に抑えて、実行できる対応力が身につくでしょう。

身につくこと②:マネジメント力

施工管理職は、工事全体を統括する仕事です。
施工スタッフとなる業者や人数の把握、当日の現場スタッフの人数、保有資格などを確認し、適切に業務を遂行してもらう必要があります。
そのため当日の作業内容や資材搬入の時間など、全体の動きを確認しながら適切に指示をするマネジメント力が身につくでしょう。

身につくこと③:コミュニケーション力

建設現場では、多くのスタッフと関わります。
仕事内容が異なっていても、他のスタッフと円滑に仕事をこなすことが求められます。
そのためには、施工管理職に携わる人間がさまざまな人と円滑にコミュニケーションを取り、信頼関係を築かなくてはなりません。
その結果、仕事を続けているうちにコミュニケーション力が身につくでしょう。

建設業界全体について感じていること

新人の施工管理職

就職後に身につく知識やスキルもありますが、就職前に知っておきたい基本知識もいくつかあります。
ここでは、就職前に知っておきたい基本知識をご紹介します。

基本知識①:積算

積算とは、直接工事費(材料費や労務費など)を予測して算出することです。
積算作業を行えば、工事に関するすべての費用を予測することができます。

基本知識②:測量

距離や角度、高さなどの数字を求めることで、地形の位置関係を計測し、数値や地図として表す作業です。
建築や土木の世界ではまず行われる作業のため、内容について理解しておきましょう。

基本知識③:地盤調査

地盤調査とは、その土地に建物を建設できるかどうかを判断する際に利用する調査です。
地面の一部にロッドを打ち込み、ねじりながら掘削してその際に必要とした力をもとに地中の構造を把握するなどの調査方法があります。
調査の結果、軟弱な地盤であれば地盤改良工事などの付加工事が必要になる場合もあります。

施工管理職におすすめの資格

ここでは、施工管理職におすすめの資格をご紹介します。

おすすめの資格①:電気工事施工管理技士

施工管理技士とは、施工管理を専門に扱う国家資格です。
電気工事施工管理技士は、電気工事の施工計画の作成や工程、安全の管理などを行い、電気工事の監督を行えます。
電気工事に携わりたい人におすすめの資格といえます。

おすすめの資格②:建設機械施工技士

建設機械施工技師とは、各種建設機械を使用して施工する際の管理者です。
建設機械を用いた現場に関する施工管理を行いたい人におすすめです。

おすすめの資格③:土木施工管理技士

土木工事の施工管理を行う国家資格です。
基本的に公共工事に携わることが多い資格の一つです。

おすすめの資格④:建築施工管理技士

建築施工管理技士は、施工計画の作成や、工程・安全・品質・進行・予算などの管理を行うための資格です。

施工管理職に必要な能力を知っておこう

施工管理職は、マネジメント力やコミュニケーション力など多くのスキルが身につくとされています。
施工管理職を目指す人は、基礎知識を身につけ、将来的には資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。