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クラウドコンピューティングとは!?BIMでの活用ポイント

プライベートでも使う機会のある「クラウドコンピューティング」は、BIMの分野でも活躍しています。
では、具体的にどのように活用されているのでしょうか。

本記事では、BIMでは「クラウドコンピューティング」をどのように活用しているかご紹介します。

クラウドコンピューティングとは

クラウドコンピューティングとは、インターネットなどのネットワークを経由し、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態で、略してクラウドと呼ばれることも多いです。
従来のコンピュータ利用では、ハードウェアやソフトウェアを自社で調達・管理する必要がありました。
しかし、クラウドコンピューティングを利用することで、これらのリソースをサービスとして利用できるようになります。
それで、初期費用や運用コストを削減し、ビジネスのスピードアップや柔軟な対応を実現できます。

BIMでの活用ポイント

クラウドコンピューティングのBIMでの活用ポイントは、以下のとおりです。

大規模なBIMデータの処理・活用

BIMデータは、3Dモデルや属性情報など、膨大なデータ量になります。
クラウドコンピューティングを利用することで、大規模なBIMデータを効率的に処理・活用できます。

複数拠点からの同時アクセス

クラウドコンピューティングを利用することで、複数拠点からの同時アクセスが可能になります。
それで、設計・施工・維持管理の各フェーズ、関係者間でBIMデータを共有・連携することができます。

コスト削減

クラウドコンピューティングを利用することで、ハードウェアやソフトウェアの初期費用や運用コストを削減できます。

具体的な活用例

大規模建築物やインフラなどの設計・施工
大規模建築物やインフラなどの設計・施工では、膨大なBIMデータの処理・活用が必要になります。
クラウドコンピューティングを利用することで、これらの処理を効率的に行うことができます。

遠隔地での設計・施工
クラウドコンピューティングを利用することで、遠隔地からの設計・施工が可能になります。
これにより、設計事務所と施工会社、あるいは複数の施工会社間で、BIMデータを共有・連携して作業を行うことができます。

BIMデータの活用による業務効率化
クラウドコンピューティングを利用することで、BIMデータを活用した業務効率化を実現できます。
たとえば、BIMデータを活用したシミュレーションや検討、BIMデータを活用した施工手順書の作成などが挙げられます。

BIMの分野でも活用されているクラウド

クラウドコンピューティングを活用すれば、低スペックのパソコンでも高度な計算が可能です。
今後、BIMの普及とともに、ますます活用の幅が広がっていくと考えられます。