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土木施工管理職はどんな仕事!?新人時代の体験談と合わせて紹介します!

土木工事とは、道路や橋、トンネル、下水道など、インフラやライフラインに関わる工事のことです。
施工管理職は、現場の責任者として、安全に作業できるように管理を行います。
本記事では、土木工事における施工管理職の仕事内容と新人時代に感じた事についてご紹介します。

土木施工管理とは

土木施工管理とは、現場の責任者として作業員や工程を管理する仕事です。
「安全管理」「工程管理」「品質管理」「原価管理」などの仕事があります。

  • 安全管理
    作業員の安全管理を行う仕事です。
    たとえば、作業員の体調に問題はないか、作業員が安全に作業できるように設備が整備されているか、などを確認します。
  • 工程管理
    作業が工程通りに進んでいるかを確認する仕事です。
    トラブルや不具合などがあればその都度調整を行います。
  • 品質管理
    工事の品質が基準を満たしているか確認する仕事です。
    たとえば、コンクリートが所定の強度を満たしているか、建造物の位置が正しいか、などを確認します。
  • 原価管理
    工事では予算が決められているため、人件費、材料費など工事にかかる費用の予算を管理します。

未経験から土木施工管理になれるの?

未経験から土木施工管理になれるの?

未経験から土木施工管理職を目指している人は、「経験がないから」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
近年、企業は未経験者の採用にも力を入れているため、未経験からでも土木施工管理職に就くことができます。
企業が未経験者を積極的に採用している理由の一つが、建設業界の慢性的な人材不足です。
建設業界は近年、公共工事の増加や少子高齢化の流れもあり、常に人材不足に陥っています。
そのため、未経験者や第二新卒者の採用も積極的に行っているのです。
そして、さらに仕事の幅を広げていくためには、土木施工管理技士の資格を取得すると良いでしょう。

【体験談】土木施工管理職の新人が知っておきたいこと

【体験談】土木施工管理職の新人が知っておきたいこと

これから土木施工管理職として働こうと思っている方は、新人時代の心構えや大切にしていた事を知りたいと思のではないでしょうか。
そこで、実際に土木施工管理職として働いていた方の体験談をご紹介します。

1.新人時代に仕事を覚えるために実践していた事
【体験談1】
「仕事を覚えるには、職人さんと仲良くなって、いろいろ教えてもらう事が一番だと思い、積極的に話かけるようにしました。例えば、共通の話題を探して話しかけたり、休憩中は輪に入って雑談に加わるようにしました。年配の職人さんは孫のように可愛がってくれることも多かったです。」

最初は不愛想な職人さんでも、同じ時間を過ごすことで徐々に話をしてくれるようになり、仕事を教えてもらいやすくなったとの声もありました。

【体験談2】
「事務所にいるより、現場にいる方が学べる事が多いと思ったので、見回りをするなど、常に現場にいることを意識しました。また、わからない事は職人さんに聞いてメモをとって覚えるようにしてました。」

新人のころはわからないことだらけです。
そのため、職人さんに聞いたり、教えてもらったりすることがどうしても多くなります。
また、事務所にいるのではなく、現場に出て学ぶようにしていたという声もありました。現場で作業をよく見ることで吸収できることも多いですし、職人さんとの距離を縮められて色々教えてくれるようになるようです。

2.土木施工管理技士として仕事をしていく上で大切な事
【体験談1】
「現場の雰囲気を作るのは職人さん達なので、良い雰囲気で現場が回るように職人さんとのコミュニケーションを大切にしました。」

土木施工管理技士は、とにかくコミュニケーションが大事と考えている人が多いようです。
そのため、職人さん達と仲良くする事が大切と考えている人が多い傾向にありました。

3.木施工管理技士の仕事をしていた時に成長したと思えた瞬間
【体験談1】
「新人の頃は手間取っていた測量機器など機材の設置が早くなったことで、成長したと感じました。」

具体的な仕事のスピードが早くなったことで成長を感じるという声がありました。

【体験談2】
「職人さんに指示を出したり、間違いを指摘できるようになった時に成長を感じました。」

新人時代にはなかなか難しかった事ができるようになったことで、成長を感じた人も多いようです。

4.土木施工管理職のやりがいと魅力
【体験談1】
「土木施工管理職は建設の中でも完成形が見えやすいと思います。例えば、ビルの建設は上に伸びていきますが、道路の工事は前に伸びていきます。そのため、これまでの工程がわかりやすく、振り返るだけで、造ってきたものを確認できます。」

実際にできあがっていく道路や橋の工程を間近で見ることで、やりがいを感じる方も多くいるようです。

【体験談2】
「土木建設業者は多能工が多く1社で完成までの作業ができます。そのため、連絡ミスなどが起こりにくくスムーズな進行ができました。また、土木業者は多くないため、違う現場に行っても同じ職人さんがいることが多く、仕事がしやすかった。」

同じ職人さんと仕事をする機会が多いので、円滑に現場が進行していくことに魅力と感じていたとの声もありました。

土木施工管理の仕事内容と魅力を知ろう

土木工事は、インフラやライフラインに関わる工事なのでやりがいもあるでしょう。また、仕事の成果が見えやすい仕事といえます。
未経験者でも採用する企業が増えてきているので、興味のある方は、ぜひ目指してみてはいかがでしょうか。