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施工管理職が覚えておきたい業界用語!資格の勉強は役立つ!?

施工管理職は、さまざまな専門知識が必要です。
そのため、未経験から施工管理職として働きたいと考えているなら、ある程度の専門用語は勉強しておくとよいでしょう。
本記事では、施工管理職として働く上で勉強しておきたいこと、知っておきたい用語についてご紹介します。

施工管理職の勉強とは

施工管理の勉強とは

施工管理職の仕事を行う上では、さまざまな専門知識が必要です。
未経験であれば、最初は有資格者のサポートからはじまることが多いため、教わることも多いでしょう。
実践経験は仕事上で学べますが、専門用語が飛び交います。
そのため、未経験であれば、専門用語を勉強しておくことが仕事のやりやすさにつながります。

キャリアアップを考えているなら資格の勉強もしましょう

施工管理職に特別な資格は必要ありませんが、資格があればできる仕事は増えます。
特に、主任技術者や専任技術者など、現場に必要とされる需要の高い人材は、施工管理技士などの国家資格が必要です。
施工管理技士の資格を取得するには、実務経験が必要となるため、経験を積みながら資格の勉強も行うとよいでしょう。

施工管理職に役立つ用語とは

施工管理の役立つ用語

施工管理職の業務を行う際には、さまざまな専門用語と出会います。
ここでは、覚えておくと役立つ用語を6つご紹介します。

【関連記事:施工管理職が覚えておきたい建設業界用語

施工管理基準

工事の請負者が実施する施工管理の基準を定めたものです。
工程管理、出来形管理、品質管理の適正化のため、定められたとされています。
公共工事などを行う場合、施工計画書も施工管理基準に沿った内容で作成しなくてはいけません。
地域ごとに基準が異なるため、必ず事前に確認が必要です。

施工計画書

工事における基本情報、計画工程表、使用機械、安全管理、緊急時の対応など、施工に関する情報をまとめた計画書です。
ただし、監督職員などが指示した際には、さらに詳細な計画書を作成する場合もあります。
この施工計画書を顧客に提示することで、工法などを分かりやすく説明できます。
公共工事の場合、施工計画書が受理されなければ工事に着手できないので注意が必要です。

現場代理人

元請業者を代表する人物です。
監理技術者、主任技術者、統括安全衛生責任者と兼務していることもあります。
現場の取り締まりや請負代金の受領・請求などを行います。
現場代理人の権限は大きいため、発注者に氏名を通知する必要があります。

QC7つ道具

QC7つ道具とは、品質を改善する手法です。
以前は7つとされていましたが、現在では以下の8つに分類されることが多いとされています。

  • パレート図
  • チェックシート
  • ヒストグラム
  • 散布図(相関図)
  • 管理図
  • グラフ
  • 特性要因図
  • 層別

これらは、品質管理において必須とされています。

目の子勘定

目の子勘定とは、人の目で判断した大きさや数量のことを指します。
「目の子」「目の子算」とも呼ばれます。
きちんと計測した数値ではないので、使用する場所には注意が必要です。

共通仕様書

発注者ごとに定めている仕様書のことを指します。
たとえば、国土交通省の関東整備局には、土木工事や測量、電気通信設備などの共通仕様書があります。
契約図書の一部で、作業の手順、使用する材料の品質や数量、施工方法など定形的な内容があらかじめ盛り込まれています。
標準仕様書とも呼ばれています。

専門用語は積極的に勉強しておこう

本記事で紹介した6つだけでなく、施工管理にはさまざまな専門用語が必要です。
未経験であれば分からない言葉も多いため、働きながら勉強しておきましょう。
特に、新人のころは先輩や上司のサポートとして働くことも多く、指導を受けた場合は、予習や復習も欠かせません。
また、キャリアアップを考えているなら、資格取得が必須ともいえるため、取得を目指した勉強をはじめるのもおすすめです。