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施工管理職の服装に決まりはあるの?男女の服装について紹介

施工管理職は、現場で直接作業をするわけではないので、どんな服装をすればよいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
通勤に電車やバスを利用する方は、通勤のことも考える必要があるでしょう。
また、近年では女性の施工管理職も増えています。
そこで本記事では、施工管理職の服装は何がスタンダードなのかなどについて、ご紹介します。

一般的な施工管理職の服装とは?

一般的に施工管理職の服装に決まりはありません。企業ごとに異なります。
また、現場と社内で違う服装をする方もいます。
現場では、基本的に作業服か作業服+スーツになります。

作業服の場合

現場の仕事は汚れてしまうことも多いため、作業服の方が大半です。
作業服の他、ヘルメット、腕章、手袋、安全靴、安全帯、マスクなどを着用します。

作業服+スーツ

顧客や行政機関の人と会う予定がある場合は、作業服の下にワイシャツとネクタイを着ることがあります。
また、マンションなどの大規模修繕工事では、マンションの住人の方に会う可能性もあります。施工管理職は、責任者として現場にいるため、作業服+スーツを着用することが無難でしょう。
さらに上記と同じヘルメットや腕章などを着用します。

施工管理職の持ち物

施工管理職の主な持ち物には以下のようなものがあります。

  • 図面
  • 野帳(レベルブック):屋外での利用に適した測量用の手帳
  • スマートフォン
  • スケール(メジャー)
  • 電卓
  • 腕時計
  • デジカメ

施工管理職は、作業がスケジュール通りに進んでいるか確かめる必要があります。
そのため図面や現場を撮影する機材は必須です。
近年では、図面確認や撮影を1つでできるタブレットなども普及しています。
また、身分を証明するためのセキュリティカードなどを取り入れている企業もあります。

電車通勤の場合はスーツがオススメ

電車通勤の場合はスーツがオススメ

現場まで電車やバスで通勤する場合は、スーツで行く方が良いでしょう。
なぜなら、社会人としての第一印象は服装によって決まるといっても過言ではありません。
作業服はあくまで現場での正装服です。
そのため、社名が入った汚れている作業服を通勤時に着ていた場合、会社のブランドイメージを傷つけてしまう可能性があります。
社名が入っている服を見ると、人は「個人」ではなく会社の「社員」として見てしまうためです。
そのため、できるだけ清潔感があり、周りと違和感のないスーツを選ぶのがおすすめです。
現場で作業服を着用したい場合は、カバンの中などに入れて持ち歩きましょう。

施工管理職の女性の服装に決まりはあるのか

施工管理職の女性の服装に決まりはあるのか

一昔前、建設業界といえば男性社会のイメージがありました。
現在でも男性の割合の方が大きいですが、徐々に女性の施工管理職の方も増えています。
施工管理職では、基本的に服装で男女の区別はありません。
女性も男性も、現場での作業服を着用している方が多くいます。

【関連記事:女性施工管理職の仕事内容。年収事情についても紹介

支給してもらえるか確認しよう

大半の企業が、基本的に社員の持ち物として作業服を支給しています。
しかし、男性用サイズしかなく、サイズが合わなかったりする可能性もあります。
転職や就職の際には、「女性も男性も区別なく支給してもらえるのか」「豊富なサイズが用意されているのか」などを確認しておくとよいでしょう。

出典:株式会社 PR TIMES「PR TIMES」建設現場で働く女性の実態を調査「ミドリ安全調べ」

基本は作業服、通勤時はスーツの方も多い

施工管理職の主な服装は作業服とされています。
通勤時には、スーツを着用する方が多いようです。
また、原則として男性と女性で服装の区別はありません。
ただし、企業が作業服を支給する場合、女性用サイズが用意されていないこともあります。
そうなると、自分で用意する場合もあり、金銭的負担も大きくなります。
こうした場合は、企業と交渉をする必要があるでしょう。
近年では女性の雇用を積極的に行っている企業も多く、徐々に状況は改善されてきていますので、事前にしっかり確認することが大切です。