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羽田空港は工事によってどう変わる!?現状を知ろう

現在、羽田空港ではターミナルの拡張工事や鉄道トンネル工事が進められています。
この拡張工事によって、羽田空港はどのように変化していくのでしょうか。
本記事では、羽田空港の工事計画や2022年の羽田空港の発注見通しについてご紹介します。

羽田空港の工事計画

羽田空港の工事計画は主に以下の内容が発表されています。

第1・2ターミナルの拡張

羽田空港の第1・第2ターミナルの拡張工事は2021年11月に着工しました。
2024年3月に完工すると発表されています。
第1ターミナルはJALとスカイマークが使用し、北サテライト新設工事が行われます。
24番スポット付近からサテライトまで通じている連絡通路とサテライト棟が新設されます。
さらに、サテライト施設には6基のボーディングブリッジが設置される予定です。

第2ターミナルはANAが主に使用し、北サテライトと本館を接続する増築工事が行われます。
さらに既存施設同士を連結させ、連結部分にボーディングブリッジを3基設置するとしています。
これによって、現在は時間帯によって国内・国際線を使い分けているスイングゲートを、国際線専用に切り替えることが可能です。

空港直下の鉄道トンネル

国土交通省はJR東日本が計画中の「羽田空港アクセス線」の中で、羽田空港直下の鉄道トンネルなどを整備すると発表しました。
2023年に着工予定で、国土交通省がトンネルなどの基盤整備を行います。
羽田空港アクセス線の新駅は、羽田空港の第1ターミナルと第2ターミナルの間に新設されます。
アクセス線に関する基盤工事の事業費は1000億円超とされています。

2022年・羽田空港工事関連の発注見通し

国土交通省東京交通局が発表している「2022年/羽田空港工事関連の発注見通し」では、工事26件、業務29件が発注予定となっています。
関連する工事は以下の通りです。

  • A誘導路の補修工事
  • 共同溝の回収
  • 供給処理施設管理センターの上水道設備
  • 公益共同溝非常電話設備の更新改良 など26件

また業務には以下が発表されています。

  • 国際線旅客検査施設の在り方検討調査
  • 上下水道施設の更新基本設計
  • 新庁舎機械施設の更新基本調査
  • 着陸帯の定期点検調査 など29件

ほとんどの委託先は一般競争入札で選ぶ予定とされています。

羽田空港では利便性向上のための工事が続いている

羽田空港では、利用客の利便性向上のためにさまざまな工事が行われています。
新型コロナウイルスで下がった需要の回復を見越しており、利便性向上と共に顧客満足度の向上も期待されています。